整理収納のコツとして、ネットや本を見ていると「捨てる」ことについて書かれています。
確かに「捨てる」ことは大切です。
ただし整理収納のコツとしてもう一歩踏み出すとすると、どれくらいのモノを持つかを考える必要があります。
整理を行う時に手放すモノが出てくると思いますが、結局どれくらいのモノが残るのでしょうか。どれくらいのモノを残すのが良いのでしょうか。
ここでポイントとなるのが、「適正量」の考え方です。
例えば、本棚を眺めた時にどれくらいの本があるでしょうか。
もしくはCDやDVDでもかまいません。
そのメディア類をすべて見るとなると、どれくらいの時間が必要になってくるでしょうか。
DVD1枚を2時間と考えると、10枚持っているだけでも20時間かかります。
CDや本のメディアも合わせると、すべて見るには相当な時間が必要になってきます。
この時間を確保できるとすれば、果たしてメディアを見る時間にするでしょうか。
おそらくそのとき夢中になっていることに時間を費やすはずです。
DVDやCDなど、保管が出来るのは大変便利なことなのですが、実際には持っていても自分には消化しきれないモノだったりします。
例えではメディア類で説明しましたが、服も同じ考えを当てはめます。
前によく着たお気に入りの服があっても、今はもう他にお気に入りの服があればほとんど着ることはなくなります。
保管代も考えれば手放すのが妥当でしょう。
自分が持っているモノに対して、自分が消化できる量が最適な量です。